令和6年1月FP3級試験 不動産分野(問21〜25)解説!

(21) 不動産の登記記録において、所有権の移転に関する事項は、権利部(甲区)に記録
される。

答え:⭕️

登記記録の権利部(甲区)には、所有権に関する事項が記載されます!
所有権の移転、所有権の保存、差押、仮処分等)

登記記録の権利部(乙区)には、所有権以外の権利に関する事項が記載されます!
抵当権、先取特権、賃借権等)


(22) 宅地建物取引業法によれば、宅地または建物の売買の媒介契約のうち、専任媒介契
約を締結した宅地建物取引業者は、依頼者に対し、当該契約に係る業務の処理状況を
2カ月に1回以上報告しなければならない。

答え:❌

2ヶ月に1回ではなく2週間に1回の報告義務があります!

ちなみに専属専任媒介は、1週間に1回の報告義務があります!(一般媒介は報告義務なし!


(23) 建築基準法によれば、建築物が防火地域および準防火地域にわたる場合、原則とし
て、その全部について、敷地の過半が属する地域内の建築物に関する規定が適用され
る。

答え:❌

2つ以上の地域にまたがって建物を建てる場合、制限が厳しい方が全部に適用されるので、
この問題の場合は、防火地域の規定が全部に適用されます!

(24) 不動産取得税は、相続人が不動産を相続により取得した場合には課されない。

答え:⭕️

相続法人の合併で不動産を取得した際には、不動産取得税は課されません

しかし、贈与により取得した際には、不動産取得税が課されます…!

(25) 不動産投資に係る収益性を測る指標のうち、純利回り(NOI利回り)は、対象不動
産から得られる年間の総収入額を総投資額で除して算出される。

答え:❌

年間収入から諸経費を引いたものを総投資額で除して算出される!

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