宅地建物取引士試験とは?取得すると何ができるのか?

不動産業界で働いている人に取得が求められている「宅地建物取引士」の資格

この資格はいったいどのようなものなのか?なぜ不動産業界で必要とされるのか、

どのくらい勉強したらいいのかなどを、解説していきます!!

宅地建物取引士とは?なにができるの?

宅地建物取引士とは、その名の通り、宅地や建物の取引することができる資格です。

不動産業を営むには、5人に1人は専任の宅建士が必要となるため、

自身のスキルアップのためだけでなく、会社を大きくするためにも必要な資格となっています。

そのため不動産業界では、取得が推奨されているのです!

会社によっては、内定後の取得が必須だとか…

また宅地建物取引士は、不動産を売買、賃貸する際に行う重要事項説明が行えます!

こちらは宅建士の独占業務になっているので、将来無くならない仕事とも言われています!

2〜3月に宅建士を募集している求人が増えるのはこのためですね👩‍🏫

宅地建物取引士試験の概要

宅地建物取引士試験は毎年10月の第3日曜日に行われます📖

毎年この1回しかチャンスがないのです…!
(2021年と2022年はコロナの関係で12月にも試験がありました。)

時程は13:00〜15:00の2時間で、50問出題されます。

そのため1問当たり2分程度で解かなければなりません。

出題科目は、権利関係、法令上の制限、宅建業法、税・その他になっています。

権利関係14問、法令上の制限8問、宅建業法20問、税・その他8問出題されます。

※不動産業界にお勤めの方で、宅建登録講習を修了した方は、税・その他の5問が免除され
 試験時間も13:10~15:00の1時間50分になります!

受験者数は年々増えており、2023年は289,096人もの人が申込をしました!!

しかし、実施際に受験したのは233,276人!申込者の約8割しか受験してません!

もちろん当日体調を崩してしまった、予定が入ってしまった方もいらっしゃると思いますが、

宅建の試験は難しく、覚えることも多いので途中で試験を諦めてしまう方も多いのです…。

宅建の合格点は?

宅建の合格点は毎年変わり、36〜38点と言われています。

合格人数の割合が調整されていて、その年の受験者数の15〜17%とされています!

そのため、試験の難易度や受験者のレベルによって、合格が左右されるわけです…。

他の資格は何点以上取れば合格!など、ある一定以上の点数を取れば合格できますが、

宅建は他の受験者の得点も影響してくるので、感覚としては高校、大学受験に近いのかもしれません!

どのくらい勉強すれば合格できる?

合格率が15〜17%と言われていて、難易度の高い宅地建物取引士試験ですが、

どのくらい勉強すれば合格できるのでしょうか?

よくネットで書かれているのは、学習期間は半年以上、学習時間は300時間以上ですね。

実際に私も半年以上(3月〜10月)勉強しましたし、300時間以上は勉強しました。

私の場合FPの勉強も同時にやっていたので、実際に何時間行ったかはわかりませんが、

試験当日も自信を持って臨めましたし、結果も合格点より7点多く得点できました。

個人的には8月頃に実力はついていたと思いますし、その頃に飽きもきていたので、

やはり半年程度がしっかり知識もついて、飽きたりしない期間なのかなと思います!

(私の場合、FPも同時にやっていなかったら完全に飽きてましたね…。)

宅地建物取引士試験の勉強をそろそろ始めても良い頃かと思います!

難しい試験ではありますが、自分のスキルアップにもつながりますので、

ぜひ合格を目指して、頑張りましょう💪🏻

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